ブラステルとAcrobits Softphoneの最強なIP電話の組み合わせ
僕の選んだIP電話業者(ブラステル)なのですが、導入をお考えの人の為にデメリットをあげておきます。
・残り通話時間を知らせるアナウンスが、電話をかける側のみに流れる。
・料金チャージする時、前回チャージ時から3カ月以上経っている場合「ブラステルホームページ」のマイアカウントから2,000円チャージするように再設定しなければいけない。(3か月以内であればそのままコンビニで支払いできます)
・留守番電話が付いていない。
・電波の通じない所の着信は、着信履歴に残らない。
※詳しくは「brastel @ ウィキ」に、詳しく載っております。
人によっては、めんどくさいと思う方も多いと思います。
そのような方は
・「プレフィックス(電話番号の頭に「0037-68」などの番号を付けて発信する)」などのサービスで電話料金を半額にする。楽天電話などのサービス
・フュージョン、「IP-Phone SMART」や、050plusなどの機能が充実したIP電話を使う。(支払いはクレジットカードのみ)
などにすると、以前使っていたスマホとあまり変わらない環境で使用出来ると思います。
僕は、多少のめんどくささがあっても「ブラステル」の通話料の安さが魅力的だし、万が一に「IP電話乗っ取り事件」のような事が起こっても、被害金額がチャージしている金額分で済むので安心だからメイン電話として使う事にしました。
チャージしている分が無くなると、再チャージするまで電話が使用できないのが被害が最小限に抑えられる「ブラステル」独特のメリットです。
クレジットカード契約だと便利ですが被害に遭った際、無制限に使われてしまう恐れがあるので怖いものがあります。
管理が多少面倒くさい分、こういったメリットがあるのも「ブラステル」の特徴だと思います。
通話料金も、下記のように
※AGEphone(エイジフォン)というアプリケーションを使って通話すると、表の真ん中の料金になりますがAcrobits Softphone(アクロビッツ ソフトフォン)を使いますので、真ん中の料金は無視してください。
と非常に安いです。
また、プレフィックス機能もついているので、電話機能付きsimで契約した人はブラステル管理画面で電話番号登録して電話をかける時に番号の頭に「0091 20 20」を付けると、6秒 2円(1分 20円)で通話できます。
スマホアプリのプレフィックスplusを使って「0091 20 20」を登録しておけば電話をかける際、簡単に電話できます。
いよいよ、電話料金節約のためにIP電話を導入する作業に入ります。
1、まず、カードを手に入れます。
カードは、ファミリーマートやサークルKサンクスなどで無料で入手できるのですが、実際おいてある店舗があまりないので手に入れるのに苦労します。置き場所は、無料雑誌など置いてある所にある場合が多いです。
このようなカードです。少し頑丈そうな紙で出来ています。
もう一つの方法は、「ブラステル」のホームページから新規登録をする際、カードを発行してもらう手続きをします。
あとは、1週間ほど待てばプラスチック製のカードが郵送されます。
2、「ブラステル」で、マイアカウント登録をする。
・ホームページの左上に「ログイン」とあるのでクリックし、カード裏のアクセスコード番号を入力します。
・利用規約が出てきますので、「同意する」ボタンをクリックします。
・左側に「SIPアカウント」という項目があるのでクリックします。
・下の欄に「050IP電話番号(着信サービス)」という項目があり下の方に記入用のBOXがあるので、電話番号(認証コードをSNS送信するのに受け取る番号)を記入して、「認証コードを送信」ボタンを押します。自分の080、090番号がない場合、親などの携帯電話を記入しても構いません。
・記入した番号にショートメールで「ブラステル認証コード」が送られてきます。
・先ほどの画面下に、メールアドレス記入BOXと認証コード入力BOXが現れますので、それぞれ記入して「確認する」ボタンをクリックします。完了メールが先ほど入力したメールアドレス宛てに届きます。
画面を見ると、「050番号が取得できました」となっていて自分の050番号が表示されています。
・画面左の「発信者番号、ガイダンス言語」をクリックして、発信者番号が自分の050番号である事を確認して、ガイダンス言語が「英語」になっているので、クリックして「日本語」に変更してOKボタンを押し
ます。
・画面左の「スマートビット入金設定」をクリックして、金額を指定して「有効にする」ボタンをクリック。
あとは、コンビニにチャージしに行けば完了です。
各コンビニで支払方法が異なるのでこちらを参考にしてください。
以上で「ブラステルの登録」は終了です。
※画像付きでこちらのサイトで分かりやすく設定方法を書いています。
ここまで終わったら、SIPアプリにブラステルを登録して使えるようにします。
いろんなSIPアプリがありますが、その中で評価の高かった「Acrobits Softphone」を使います。
プッシュ着信の正確さと音声通話が良い事がこのアプリを選択する決め手となりました。
まず、PLAYストアから、Acrobits Softphone をダウンロード&インストールするのですが、有料アプリなので使用するのに699円掛かってしまいますので、あらかじめ用意しておきます。
※Version 5.0 版(2017/6/31 アップデート版)の設定方法は こちら
インストールし終わったらアプリを開き、画面右下の縦の・・・をタップして設定をタップ。
着信をプッシュ着信にして、SIPアカウントをタップ。
Brastel telecom をタップ。
タイトルは「ブラステル」など分かりやすい物を記入。
ユーザーID、パスワードは「ブラステル」マイアカウントのSIPアカウントに記入してあるものを記入してOKボタンをタップ。
次に残高表示設定をします。
設定 → SIPアカウント → 自分のSIPアカウント → 高度な設定 → Web Services
と進み、「CUSTOM BALANCE CHECKER」項目 の「URL」に
https://cloud.brastel.com/bcs/bcs-web-proxy/cloudphone/balance?username=(ユーザーID)&password=(パスワード)
と記入。OKを押して戻っていく。
キーパッド表示の、ステータス欄右端に残高が表示されます。
追記
音声コーデックを、wifi →G711u-Law.G729a.GSM(G729aは購入したくなければ入れなくてよい)
3G4G →G729a.GSM(GSMを入れないと相手からの電話の時にエラーになる)
パケット時間を 10ms
パケット時間を強制する を、✔ する。
で、設定したら音声がかなりクリアに聞こえるようになりました。
設定 → SIPアカウント → 自分のSIPアカウント → 高度な設定→HACK→「Send on Request」をOnにする
これで
・発信での通話時に30秒ほどで切断される
・発信後、着信側端末が応答する前に発信側で呼を切断しても、着信側端末で呼び出しが止まらない
・発信後、着信側でオンフックになった瞬間に切断されてしまう
などの症状が改善される。
ーーー追記 ここまでーーー
これで、設定は終わりです。
試しに何度か電話をかけたり、かけてもらったりしました。
OCNモバイルのターボをオフにして、低速度での通話も試してみました。
相手の声、自分の声は普通の携帯電話と変わらないぐらい、クリアに聞こえました。
通信環境が悪くても(3G通信環境)さほど変わらない音質でした。
プッシュ着信も、スマホをスリープ状態にして3日ほど実験しましたが、電波を拾える場所では100%繋がりました。
もはや、音質、着信は普通の携帯電話と変わりありません。
僕にとって「ブラステルとAcrobits Softphone」は最強の組み合わせとなりました。
ちなみに050プラス純正アプリは、このプッシュ着信が非常に悪くスマホがスリープ時に98%ぐらいの確率で繋がりませんでした。電話としては発信専用として使えるかと思います。
※最近の050プラスのアップデートで「呼び出し時間を「-」にする」が使えなくなりました。
2015年 9月に発生
ここからは僕独自の設定で、050プラスの留守電をブラステルで使うための設定をします。
まず、050プラスの設定から
・アプリを開き、画面右下の縦の・・・をタップして設定をタップ。設定をタップ。
・管理メニューをタップ
・パスワードを入力
・オプション設定をタップ
・留守番電話設定をタップ
・設定を「利用する」にする。呼び出し時間を「-」にする。通知先メールアドレスを記入する。
通知方法を「録音時のみ」にする。音声ファイルを「添付する」にする。暗証番号を記入して設定ボタンを押す。
・最初の画面に戻る
あとは、このアプリには用はないので、画面右下の縦の・・・をタップして「終了」ボタンをタップして終わります。
次は、ブラステルのホームページのマイアカウントをクリック。
画面左側にある「SIPアカウント」をクリックすると、ページの一番下付近に「転送機能」という項目があるので、転送電話しますか を「はい」にして、下記番号へ電話を転送します の隣のBOXに、050プラスの電話番号を記入します。
秒数設定の所を20秒に設定します。(使ってみて留守電になるまでに時間が長いと思ったらここで調整)
これで、ブラステルに簡易留守番電話機能が付きました。
メールで留守電メッセージを聞くというちょっと残念な仕様となりましたが、無いよりはマシです。
これで、最初にイメージしていた格安スマホが出来あがりました。
あとは、使いながら不具合があったら修正していきたいと思います。
※2016 7/6 追記
機種交換する際、同じように設定した際、発着信共にエラーになり原因を探したところ、下記の方法で解決いたしました。
前機種の「SIPアカウント」を削除して、ブラステルweb設定にてパスワードを変更。新機種に設定しなおす。
同じ現象になった方に参考になればと考え、追記いたしました。
※追記 ここまで
実は、この格安スマホプランにしてから3カ月が経ちましたが、今月の請求額OCNの通信料2,019円+ブラステル2,000円チャージしてから3か月トータルで96円しか使っていません。
結構電話使ってるんだけど、長電話がないせいか使用料金はかなり節約できています。
auと契約していた頃は1ヵ月、7,000~9,000円支払っていたのに、多少めんどくさい仕様になったり自分で設定する事が増えた分、料金がこんなにも違ってくるものなのですね。
格安スマホにした際に、しっくりこなくて3キャリアに戻るなんて人もいる様ですが、僕は格安スマホにして良かったと思います。
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