ja22 k6aエンジン逝く

ja22　k6aエンジン逝く

去年の１０月の話ですが、とうとうk6aエンジンが逝ってしまいました。
高速道路を走っていたら、ラジエタータンクからクーラント液がドバッと溢れ出て、その瞬間に失速。
自走できるか試してみたら、なんとか３０～４０キロの速度であれば走れたので、ハザードを付けながら残り２ｋｍの降り口まで走りさらに家まで１ｋｍを無事にたどり着けました。
その後、車屋で見てもらい「ヘッドの歪み」が原因でクーラント液がタンクから溢れたという事でした。
で、エンジン乗せ換えもしくは廃車にするかの判断をしなくてはいけなくなりました。

142000㌔まで良く走ってくれました。
いままでありがとう。
新しい車に変えるからね。

大体の人はこのような結論になると思いますが、僕はこの愛着のある車をまだ手放したくないので「エンジン乗せ換え」を選択しました。

車屋さんにも、「本当にそれでいいの？　中古車買えるぐらいの費用が掛かるよ」と言われましたが、雪国で林道入って山菜採りする僕にはジムニー以外の車は買おうという気にはなれません。

一応、見積もりを取ってもらい、エンジン、ターボはリビルト品でラジエターホース、ウォーターポンプ、エキマニ、各種エンジン回りのセンサーなどを新品に交換で、４４万だったのでやってもらう事にしました。

１週間ほどで完成して乗ってみたら、スピードの出方が依然とまったく異なる事にビックリしました。
慣らし運転で１０００Ｋｍまでを３０００回転までにセーブした状態で、アクセルをゆっくり踏まないと３０００回転オーバーしてしまうほど、吹けあがりは良くなっていました。
慣らし運転も終わり、１０００Ｋｍ走った所でエンジンオイルとエレメントを交換して、山道まで行って最高５０００回転目安で走行してみた所、全く別物のエンジンのように加速していきます。
高速道路では、上り坂で以前はスピードダウンしていた所もスイスイ上がっていきます。
スピードが出なくてアクセルベタ踏みという場面がなくなりました。
この車、新車時にはこれほどのポテンシャルを持っていたんだ。凄い。

結果、中古の車に乗り替えるより良かったと思っています。
しかし、年数が経っている車が故に他の故障に悩まされそうな気もします。
なるだけ自分で直せる所はＤＩＹしていこうと思います。