草刈機のエンジンがたまに吹けなくなる を、修理
親に、「車をいじってるんだったら、草刈機も直せるよね? うちの草刈機、使っているとエンジンが止まってしまうから、直してくれないか」
と、頼まれました。
そういえば僕、草刈り機のメンテナンスなんてあまりやってなかったし、草刈機の構造を知る為にもやってみる価値ありそうだと思いこの依頼を引き受ける事にしました。
自分で原因を突き止めるために、試運転してみると
・エンジンが掛かりにくい
・エンジンが途中で止まる
の症状が見られたので、燃料経路の詰まりか排気ラインのカーボンの詰まりが疑わしいと思い、まずはキャブレターの掃除をしました。
エアで燃料通路を吹いてあげて、特に詰まっていたものが出てきた等の事はなかったので原因はここではないと思いました。
次に排気口のカーボンの詰まりを見てみました。
結構詰まっていました。
田舎あるあるですが、草刈機のマフラーの出口に土蜂が巣を作っていて、排気ラインが詰まってエンジンが掛からない事があります。
排気ラインも、通りが悪かったり塞がってしまっていたりするとエンジンが掛からなかったり、掛かっていても途中で止まるなどの症状が出ますので綺麗に取り除いてあげます。
こんなにカーボンだらけだと簡易掃除してもすぐにカーボンが溜まってしまうし、車に比べバラすのが簡単なので、カーボン除去剤に部品を漬けこむ事にしました。
まずは、バラして洗う際に必要なものを購入します。
工具購入時、いつもお世話になっている「アストロプロダクツ」に行き
・紙パッキン(ガスケット)
・サンエス メタルクリーン(カーボン除去剤)
を購入。正確な値段は忘れましたが、3000円でお釣りが来るぐらいで購入できます。
紙パッキンは、バラした際に千切れてしまったパッキンがあったので、自分で型取りして作る為に購入しました。
バラしてみた所、かなりカーボンが付着していてピストン上部に3㎜ぐらいのカーボンが溜まっていました。
ここで、メタルクリーンの登場です。
バケツに5ℓの熱湯と、メタルクリーン約4分の1を混ぜ×2します。
そこに、ピストン、シリンダヘッド、マフラーをぶち込み、1日待ちます。
1日漬けたら歯ブラシでゴシゴシ擦ってやれば、多少細かいカーボンは残ってはいるものの綺麗に落ちました。
マフラーは、水を勢い良く流してやり、エアーを吹いてやりました。
あとはピストンなどにオイルを塗りながら組み付けていきます。
プラグの点火チェック後、エンジン始動を試みるも掛かりにくい。
10回ほどスターターレバーを引いて、ようやく掛かりました。
草の試し切りをしてみると、5分ほどでエンジンが止まります。
これは、蓄積したカーボンが原因ではなく燃料系(キャブレター)等に原因があるとして、ネットで調べてみると
・ダイヤフラムという部品の劣化
・燃料ホースの劣化による亀裂
が原因なのではと考えました。
なので、ネットにて注文しました。
キャブレターは「ワルボロ」というメーカーのが使われているらしく、品番がキャブレターに刻印されているので、それを元にダイヤフラムを見つけ出して発注。
燃料ホースも、丸ごと交換できるものを発注。
両方とも、ヤフオクで仕入れました。
燃料ホースは、以前付いていたホースの長さに切りそろえましょう。
キャブレターをパーツクリーナーとエアーを使い綺麗にしたら、こ奴らを交換してあげました。
すると、エンジン始動もチョークを閉じなくて開きっぱなしで一撃始動。
エンジンも止まることなく快調そのもの。
実は、原因を探る為に「ダイヤフラム」を先に交換してから(燃料ホースは交換しない状態)でテストを行ったらエンジンが快調になっていたので原因はダイヤフラムの劣化だったと判断しました。
ダイヤフラムとは、ざっくり言うと「燃料を送るポンプの役割」をしているらしく、この部品が正常に動かないとエンジンが掛かりにくかったり、途中で止まるなどの現象が起きるみたいです。
実際、交換後のエンジンは快調そのものでした。
もしかして、いままでエンジンが掛かりにくくて「スターターレバー」何度も引きかけている時から、この「ダイヤフラム」がヘタって来ているサインが出ていたのかもしれません。
プラグの着火点検等して「あれ、エンジン掛からねーなー」なんて親父がしょっちゅういってたけど、見当違いの所を疑っていたんだなー。と思い出し笑いしてしまいました。
このダイヤフラムは、予備で何個か手元に在った方がよいかと思います。
今回は、ブログのお題から外れた記事を書いてしまいましたが、同じ症状に悩まされている人の参考になればとおもいアップいたします。
と、頼まれました。
そういえば僕、草刈り機のメンテナンスなんてあまりやってなかったし、草刈機の構造を知る為にもやってみる価値ありそうだと思いこの依頼を引き受ける事にしました。
自分で原因を突き止めるために、試運転してみると
・エンジンが掛かりにくい
・エンジンが途中で止まる
の症状が見られたので、燃料経路の詰まりか排気ラインのカーボンの詰まりが疑わしいと思い、まずはキャブレターの掃除をしました。
エアで燃料通路を吹いてあげて、特に詰まっていたものが出てきた等の事はなかったので原因はここではないと思いました。
次に排気口のカーボンの詰まりを見てみました。
結構詰まっていました。
田舎あるあるですが、草刈機のマフラーの出口に土蜂が巣を作っていて、排気ラインが詰まってエンジンが掛からない事があります。
排気ラインも、通りが悪かったり塞がってしまっていたりするとエンジンが掛からなかったり、掛かっていても途中で止まるなどの症状が出ますので綺麗に取り除いてあげます。
こんなにカーボンだらけだと簡易掃除してもすぐにカーボンが溜まってしまうし、車に比べバラすのが簡単なので、カーボン除去剤に部品を漬けこむ事にしました。
まずは、バラして洗う際に必要なものを購入します。
工具購入時、いつもお世話になっている「アストロプロダクツ」に行き
・紙パッキン(ガスケット)
・サンエス メタルクリーン(カーボン除去剤)
を購入。正確な値段は忘れましたが、3000円でお釣りが来るぐらいで購入できます。
紙パッキンは、バラした際に千切れてしまったパッキンがあったので、自分で型取りして作る為に購入しました。
バラしてみた所、かなりカーボンが付着していてピストン上部に3㎜ぐらいのカーボンが溜まっていました。
ここで、メタルクリーンの登場です。
バケツに5ℓの熱湯と、メタルクリーン約4分の1を混ぜ×2します。
そこに、ピストン、シリンダヘッド、マフラーをぶち込み、1日待ちます。
1日漬けたら歯ブラシでゴシゴシ擦ってやれば、多少細かいカーボンは残ってはいるものの綺麗に落ちました。
マフラーは、水を勢い良く流してやり、エアーを吹いてやりました。
あとはピストンなどにオイルを塗りながら組み付けていきます。
プラグの点火チェック後、エンジン始動を試みるも掛かりにくい。
10回ほどスターターレバーを引いて、ようやく掛かりました。
草の試し切りをしてみると、5分ほどでエンジンが止まります。
これは、蓄積したカーボンが原因ではなく燃料系(キャブレター)等に原因があるとして、ネットで調べてみると
・ダイヤフラムという部品の劣化
・燃料ホースの劣化による亀裂
が原因なのではと考えました。
なので、ネットにて注文しました。
キャブレターは「ワルボロ」というメーカーのが使われているらしく、品番がキャブレターに刻印されているので、それを元にダイヤフラムを見つけ出して発注。
燃料ホースも、丸ごと交換できるものを発注。
両方とも、ヤフオクで仕入れました。
ダイヤフラム
燃料ホース
燃料ホースは、以前付いていたホースの長さに切りそろえましょう。
キャブレターをパーツクリーナーとエアーを使い綺麗にしたら、こ奴らを交換してあげました。
すると、エンジン始動もチョークを閉じなくて開きっぱなしで一撃始動。
エンジンも止まることなく快調そのもの。
実は、原因を探る為に「ダイヤフラム」を先に交換してから(燃料ホースは交換しない状態)でテストを行ったらエンジンが快調になっていたので原因はダイヤフラムの劣化だったと判断しました。
ダイヤフラムとは、ざっくり言うと「燃料を送るポンプの役割」をしているらしく、この部品が正常に動かないとエンジンが掛かりにくかったり、途中で止まるなどの現象が起きるみたいです。
実際、交換後のエンジンは快調そのものでした。
もしかして、いままでエンジンが掛かりにくくて「スターターレバー」何度も引きかけている時から、この「ダイヤフラム」がヘタって来ているサインが出ていたのかもしれません。
プラグの着火点検等して「あれ、エンジン掛からねーなー」なんて親父がしょっちゅういってたけど、見当違いの所を疑っていたんだなー。と思い出し笑いしてしまいました。
このダイヤフラムは、予備で何個か手元に在った方がよいかと思います。
今回は、ブログのお題から外れた記事を書いてしまいましたが、同じ症状に悩まされている人の参考になればとおもいアップいたします。
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