最近よく聞く「デュアルSIM」って何だろう？

最近よく聞く「デュアルSIM」って何だろう？

「デュアルSIM」って、simカード２枚挿して通信できるらしいよ。
去年からそんな言葉をよく聞くようになった。

simカードを２枚使うメリットが僕には無かったので、今まで特に調べることなくスルーしていたのですが、最近気になりはじめてきたので調べる事にしました。

まず、今現在までに「デュアルSIM」と呼ばれる物には３種類の物があるらしい。

DSDA、DSDS、DSSS　という性能らしいが、いったいどこが違うかと言うと

シングルスタンバイ (DSSS)
・2枚のSIMを同時に待ち受けできない。
・使いたいSIMにその都度手動で切り替える必要あり。

デュアルスタンバイ (DSDS)
・2枚のSIMを同時に待ち受けできる。
・手動で切り替える必要はないが、片方のSIMで通話中はもう片方のSIMで通信できない。

デュアルアクティブ (DSDA)
・2枚のSIMを同時に待ち受けできる。

・手動で切り替える必要はなく、片方のSIMで通話中でももう片方のSIMで通信できる。

という性能の違いがあります。

DSSS,DSDS は、使う際に色々と不具合や使い辛さが出てきそうな感じです。

デュアルアクティブ (DSDA)　が、正常に動くのであればこの機能が理想の「デュアルSIM」スマホになりそう。

しかし、この「DSDA」は、３Ｇ/LTEの対応機種がXiaomi Mi 5やBenten V7しか無いらしく、日本の通信帯では対応していないとの事でした。
さらに、日本の技適で許可されていないらしいのです。
法律違反になるので、DSDAは許可が下りるまでは使えない機能ですね。


DSSS,DSDS　は、日本の技適で許可されているらしく、対応機種も結構出ているらしく、
３Ｇ/LTE　対応
Moto G4 Plus
Moto Z
ZenFone 3
ZenFone 3 Deluxe

ZenFone 3 Ultra

等が、対応しているらしいです。
※日本で現在使われているの携帯の電波の通信規格は『3G』と『4G』のみとなります。
デュアルスタンバイやデュアルアクティブ対応のスマホであっても、片方のsimカードスロットは『2G』のみしか対応していないという機種の場合、デュアルスタンバイやデュアルアクティブ機能を有していたとしても、日本では同時待ち受けできません。

この機能って、使い道あるのかな？

例えば、海外に行く人でsimを差し替えて使っている人が使う？
キャリアのかけ放題契約のsimと、格安simの通信との使い分けで使う？

やっぱり、僕にはこの機能のメリットが分かりません。

MVNO（格安sim事業者）でも、かけ放題やってるとこあるし、今後も海外行かないし…行ったとしてもsim差し替えれば良いだけだと思う。

たぶん、この機能は僕にとっては不要な機能だと思います。