国産simフリースマホとOEM?ODM?それって国産?
フリーテルの自社ブランドスマホや、ツタヤの「TONE」などは「OEM、ODM」商品と言われています。
ネットでは、国産スマホじゃないとも言われています。
そこで、「OEM、ODM」とは、何なのか調べてみる事にしました。
ーーー以下引用ーーーー
OEMってなに?
自社で設計したものを他社に製造を委託する生産手法をOriginal Equipment Manufacturing、OEMと呼びます。
例えば世界中の多くのスマートフォンのカメラにはSONY製のCMOSセンサーが採用されています。Xperiaでなくとも、AppleのiPhoneや同じ日本企業の富士通製端末でもSONYが製造したセンサーを搭載しているのです。このようにOEM生産自体はごく一般的なものです。
同じSONYが製造しているセンサーですが、委託するメーカーで設計を行っているので出来上がるカメラの性能は全く異なったものになります。
freetelはSIMフリースマートフォンの販売から格安SIMサービスまで手広く行っている日本企業です。
freetelブランドで販売している格安スマホは中国メーカーのOEMやODM製品が中心ですが、日本市場で販売するために品質の向上を徹底しています。「日本品質」にこだわりを持ったSIMフリーキャリアです。
トーンモバイルは日本の企業ですが、当初販売していた端末 TONEは中国メーカーが製造したAndroid端末でした。
2015年11月より販売開始した新端末は親会社であるフリービットが開発したODM生産端末ということで、今後はODM端末が主軸になるようです。
ODM生産ってなに?
設計から製造まで全てを他社に委託する生産手法がOriginal Design Manufacturing、ODMと呼ばれます。
SONYから切り離されたVAIOは元々パソコン部門でしたが、ODM生産によりVAIO Phoneを発売しました。VAIOというブランドを冠してはいますが設計、製造は台湾企業が行っています。
このようにスマートフォンの開発技術を持たない企業でも自社ブランドとして販売できるのがODMです。
同じメーカーが製造したスマートフォンでも、機種によって自社開発だったりODM生産だったりすることがあるという点を頭の片隅に置いておかないといけません。
ーー引用ここまでーーー
OEMの場合、「製造元が海外だから国産じゃない」と言われても「設計は自社で行っているから国産だ」と言いきられそうです。
ODMの場合、これはもはや国産とは言えないのではないでしょうか。
すべては海外製造者の腕一つで製品精度が違ってきます。
それを考えると、もう「純国産スマホ」ってなくなりつつあるのかなと感じます。
中国産のスマホは、スマホのデータを中国に送っているのでは?というスマホ本体の勝手な通信が多々見当たるんですよ。
ハー○ェイ製のスマホを使っていた時、そういう通信を何度かしているのを確認したので、国産スマホに変えた経緯が僕にはあります。
ファイルの中身を1日1回以上、香港に送っていた通信履歴があったり、中国本土に送っていたケースもありました。
アプリからの送信ではなくスマホのシステムからの送信でした。
なので、出来れば中国経由の通信機械は買いたくないのです。
でも、流通しているスマホがそれしかなければ買うしかありません。
東芝さんは、いずれスマホ部門も国外生産になってしまうでしょうから、ソニーさんや富士通さんには、がんばってスマホを日本で作り続けて欲しいです。
そして、我々「simフリースマホ」のユーザー向けのハイスペックスマホも市場で販売していただけるとありがたいです。
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